おやつの時間。 落雁と甘納豆。 しかし、知らないことが多すぎる。 これまで生きてきた年数より、これから生きる年数の方が圧倒的に少ないはずなのに、何を見聞きしてきたのか、自分でも不思議になる。 米屋に生まれて米屋をしていたのも関わらず、上新粉と寒梅粉、道明寺粉の製法の区別がつかない。 落雁にしたって主になる粉の原料がお米の粉だけでなく、豆や栗など使われていることに気づきもしなかった。 生落雁なんて種類が存在することすら、今日まで知りませんでした。 何を生きてきたのかね。 しかし、工夫や丁寧な作りの和菓子は静岡市近辺のものが見当たらない、というか、金沢や福井のように、あるいは、小布施のように継承されてこなかったのか、その必要がなかったのか。 いつでも、古くは水菓子とよんだ果物が豊富にあるので、工夫する必要がなかったのかもね。路地の金柑も夏みかんもおいしいし、イチゴもね。 でもね、知らないことが多いってのも楽しいよ。いつでも、どこに行っても新鮮。 |
なんでも書きとめてみよう。 >